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メダカの飼育法~初心者の飼い方~

メダカとカダヤシ

メダカとカダヤシ

メダカという単語

淡水熱帯魚愛好家や趣味の世界では、一言でメダカの仲間としてグルーピングされてはいるものの、日本のメダカと例えばグッピーとでは分類学的には大きくかけ離れています。この分類自体も現在に至るまでにかなり多くの変遷を重ねてきており、過去出版された熱帯魚関連の専門誌にもオリジアスの仲間(日本のメダカの仲間)と卵生メダカ、グッピーなどの卵胎生メダカが分類的に近い扱いをされており、いずれも細かい区別はされずにひとまとまりとされてきました。このことが今日でも日本国内においてオリジアス以外の種が、単純に「メダカの仲間」として扱われる大きな理由になっていると考えられます。

日本のメダカ

日本のメダカはダツ目 Belonifirmes メダカ科 Adrianichthyidae メダカ亜種 Oryziinaeに含まれています。過去にはレインボーフィッシュなどと同じトウゴロイワシ目Atgerinifomesであったこともあります。このダツ目は名前からもそうと分かる通り、ダツやサンマなどが含まれているグループです。ジャワメダカやインドメダカなど、「〇〇メダカ」という和名のついたメダカは全てこの「メダカ科」に含まれます。

熱帯魚としてのメダカ(卵生メダカ)

一方、熱帯魚を観賞魚として扱う趣味の世界では、メダカと呼ばれるグループについて、カダヤシ目 Cyprinodontiformes カダヤシ科 Poeciliidae プロカトーパス亜科 Procatopodinae・アプロケイリクティス亜科 Aplocheilichthyinae、ノソブランキウス科 Nothobranchiidae アプロケイルス科 Aplocheilidae、リヴルス科Rivulidae、キプリノドン科 Cyprinodontidae、フンドリュス科 Fundulidaeなどに含まれています。これらは日本のメダカ同様、卵生の魚達ではありますが分類的には離れており、メダカの和名で呼ばれることはありません。

熱帯魚としてのメダカ(卵胎生・真胎生メダカ)

親が直接子供を生む卵胎生魚であるグッピーやプラティ、ソードテールといった魚達は、カダヤシ科 Cyprinodontiformes カダヤシ科 Poeciliidae カダヤシ亜科 Poeciliinaeに含まれ、これらもメダカという和名が使われることはありません。
また、グッピーやプラティよりも更に繁殖生態が進化したと考えられている、真胎生メダカたちは、分類上はカダヤシ目 Cyprinodontiformes グーデア科Goodeidaeに含まれていて、やはりメダカという和名は使われません。

それでもメダカ扱いで問題無し

つまり、淡水熱帯魚愛好家や趣味の世界ではこれらを全て「メダカの仲間」として扱ってはいますが、魚類学的にはメダカ科魚類以外をあえて和名で呼ぶのであれば、「カダヤシの仲間」となってしまうのです。

このように、学問の世界と趣味の世界では「メダカ」という単語の扱いが大きく異なっているのが現状です。しかし、現実的には何も実害はありませんし、敢えて今後これを厳密に区別して呼ぼうとすれば、その過程において逆に混乱が生じると考えられます。ですから、趣味の世界においてはこれまで通り、メダカ、卵生メダカ、卵胎生メダカ、真胎生メダカと区別するのが良いでしょう。


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