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メダカの飼育法~初心者の飼い方~

群れを作るメダカ

自然界のメダカは群れを作る

一般に自然界のメダカは単独でいることはほとんどなく、群れをつくって生活しています。群れといっても、例えばライオンのようにリーダーがいるわけではなく、数個体から数十個体、多い場合には百や千といった単位の集団となります。この群れはいくつかに分散することもありますし、反対に出会った群れ同士が一つの群れとして合流することもよく見られます。群れを作るというのはメダカの自然な習性なのです。

習性を利用したメダカ採集

日中、メダカたちは水面近くをじっと漂うように浮かんでいることが多いのですが、この時も単独になることはほとんどありません。外敵となるような魚が近づいてくると、分散していたメダカたちは集まりつつ敵が来るのとは反対方向に逃げていきます。また、突然鳥のような外敵がメダカの集団の中に飛び込んでくると、それぞれの個体は一斉に散開してしまい、いったん群れが消滅してしまいます。しかし、時間が経つにつれ徐々に分散していた個体がどこからともなく現れて、再び大きな集団を形成するのです。このような性格が分かっていると、採集するときにも大変役に立ちます。メダカの群れを見つけたからといって、あわててアミを入れてしまうと、メダカたちは驚いて四方八方へと散ってしまいます。群れを見つけたら一方にアミを入れ、そこから動かさないようにしましょう。そしてそのアミとは反対方向から、もう一本のアミを入れて仕掛けてあるアミへとゆっくりと誘導するように群れを追ってゆくと、文字通り一網打尽にできるのです。そのようにして採取したメダカは暴れていませんから体のダメージも少なく持ち帰って飼育した場合でも死亡率を低く抑えることができるのです。逆に荒っぽく取ったメダカは体表のスレが酷く、家に帰り着く前に死んでしまう個体が多く出てしまいます。メダカの性質をうまく利用することによって採集もスムーズにいくというわけです。

水槽内と自然界の違い

このようにメダカは自然界では群れを作って生活しており、あまりなわばりをもつということはしません。ところが水槽で飼育していると、いくつかの個体がなわばりを作ることがあります。自然界のような広い空間ではあまり観察されないのですが、限られた空間になるとなわばりを持つと考えられています。水槽に水草などを入れておくと、水草に囲まれた場所や、水槽の端などになわばりを持つ個体と、なわばりを持たずに群れを作っている固体に分かれるのが観察できます。このときのメダカは通常よりも全体的に黒くなり、腹ビレは特に真っ黒になるのでひとあじ違うメダカとなります。


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