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メダカの飼育法~初心者の飼い方~

ヒメダカ・アルビノ・青メダカの成り立ち

ヒメダカのなりたち

ヒメダカに代表される改良品種メダカは「変わりメダカ」と呼ばれることもあります。長い時間をかけて生み出された美しい改良品種メダカを勉強してみましょう。江戸時代の浮世絵に、芸者衆が吊り下げた金魚鉢にヒメダカが描かれていることからも、変わりメダカの草分け的な存在といえる魚です。1980年代に、東京大学大学院(当時)の酒泉満博士によって、ヒメダカの持つ遺伝子の特性が、東京の江戸川系統と一致することが明らかにされました。まさに浮世絵が描かれた江戸に、ヒメダカのルーツがあることはほぼ確実であると考えられます。ヒメダカは野生のメダカが体表に持っている、黒・黄色・白の3種類の色素胞はすべて正常に持っていて、その証拠に稚魚初期には野生メダカと同じように黒っぽい色をしています。しかし成長初期のうちに、体がオレンジ色に変わっていくのです。これは黒の色素胞の中に、黒い色素顆粒(メラニン)を蓄積できない遺伝子の異常を持っており、そのでいで他の色素(黄色と白)が目立つようになるためオレンジ色に見えるというわけなのです。

アルビノメダカのなりたち

アルビノとは、生まれつき色素胞を部分的、もしくはまったく持たない突然変異を指します。そのため、生まれつき白っぽい体をしています。アルビノメダカは、紫外線から目を守るためのメラニンを持たないため、血管の血が透けて目が赤く見えるのも特徴です。アルビノメダカと同じように白い体色を持つメダカにしろメダカがいますが、白メダカの場合は目は黒色をしています。メラニンは黒色色素胞の中にあり、生き物にとって有害な紫外線から、体を守る働きがあります。なお、ヒメダカはメラニンがないだけで、色素胞自体は正常にありますから、アルビノとは呼ばないのです。

青メダカのなりたち

ヒメダカとは違って、黄色の色素胞がなくなってしまったため、体が青みをおびて見えるものを、青メダカと呼んでいます。メダカの体表では、黒と白の色素が同じ位置に重なっており、光の要素の中で比較的短い波長である青系の光が多めに反射することによって、青白い色に見えるのです。黒い色素を通した光が青っぽく見える現象は生物では比較的よく見られることであり、人間の手首の血管が青っぽく見える原理と似ています。なお、黄色の色素胞の元になる遺伝子は、メダカでは「性染色体」というオスメスを決める遺伝子と同じ場所に並んでおり、メスだけが青メダカの場合には、永久にメスにしか青メダカは生まれてこないことになります。


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