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メダカの飼育法~初心者の飼い方~

メダカは何の仲間?

メダカとサンマは仲間?

メダカは古くから日本で暮らしていた魚です。それだけに、日本の環境に合わせて独自の進化を遂げてきました。ここで改めて日本のメダカのプロフィールを勉強してみましょう。メダカ属(オリジアス)はダツ目メダカ科に属します。ダツ目には、メダカ科のほかに、ダツ科、サンマ科、トビウオ科、そしてサヨリ科が含まれますから、メダカはこれらの魚と近縁関係にあると言えるわけです。しかし、メダカはダツやサンマのように細長い体をしていませんし、トビウオのような胸ビレやサヨリのような突き出たアゴもないので、メダカがダツ目に属するというと奇妙に感じられる人も多いかもしれません。実際、メダカ科はかつてカダヤシ目に含められていました。ダツやサヨリより、グッピーや卵生メダカに似ていると考えられていたのです。外見や体のサイズだけから判断すると、そう考えられていたのは極自然なことのように思われます。しかし、エラや舌の骨といった内部の形態から見て、メダカはカダヤシ目ではなく、ダツ目に含めるべきだという見解が1981年に示され、最近のDNA情報に基づく分子系統関係からもそれが支持されているのです。

成熟の早さで外見に特徴が出る

図鑑をじっくり眺めてみると、外見からだけでもメダカがダツ目の魚であることは伺えます。例えばサヨリ(デルモゲニー)の姿を見てみましょう(図鑑がなくても最近はネットで手軽に確認できますよ)その長い下アゴを切り取って、長い胴体を寸詰まりにしたらメダカそっくりのフォルムになりそうではありませんか?下アゴについてですが、ダツやサヨリのアゴは成長に伴って伸長し、仔魚・稚魚のうちはアゴは短いことが知られています。このことから、メダカはダツやサヨリの成長・発生段階が途中でストップしたものではないかという見解もあるのです(実際にはメダカの成長・発生段階が延長したものがダツやサヨリと考えるべきなのですが)。個体の発生期間が短くなることによりある器官(この場合下アゴ)の発達が未熟になったり、反対に発生期間が延長して器官が巨大化するような進化を異時性(ヘテロクロニー)と呼びます。一般に生物は性的に成熟すると個体の成長や発生が頭打ちになる傾向があることから、異性時は成熟のタイミングの変化によってもたらされると考えられています。わかりやすく例えれば、メダカもダツやサヨリも「突き出たアゴ」行きの線路を走っているのだけれど、メダカの方が早くに性成熟駅で途中下車してしまうということなのです。


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