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メダカの飼育法~初心者の飼い方~

放流について

ヒメダカを自然の川に放流してはいけないのはぜ?

ヒメダカなどの改良品種メダカは、自然の川へ放流することは絶対にしてはいけないそうですがなぜなのでしょうか?

生物の異なる種類のオスとメスが繁殖し、両者の血が混ざった子ができることを交雑と呼びます。交雑で生まれてきたその子供は一般的に交雑個体と呼びますが、その外見的な特徴は多くの場合、種類が異なる2匹の両親からほぼ半分ずつ受け継ぎます。そのため、自然の川の中で野生種と改良品種のメダカの交雑が進むとやがてすべてのメダカが野生種と改良品種の血を受け継ぐ交雑メダカばかりとなり、純潔種のメダカはやがてその地域の川からは姿を消してしまうのです。誰でも自分の地域にの川に住むメダカがすべて交雑種となり、元々その川にいた野生のメダカ(純血種のメダカ)が一匹もいなくなってしまうのはいやなはずです。ふっと川をのぞきこんだ時に野生メダカの学校ではなく、半ヒメダカの学校になってしまっていたら、かなり残念な気持ちになるのは間違いないでしょう。このような懸念は単なる想像ではなく、わが国の各地の川で実際にだいぶ進行してしまっているという現実があるのです。

趣味で繁殖させたメダカを近所の川へ放流したいのですが?

自宅でメダカの繁殖に熱中してしまい、かなりの数が増えました。しかし、ややもて余すようになってきてしまいました。そこで我が家で増えたメダカ達を近所の川へと放流することを思いつきました。新聞などによると、メダカは絶滅危惧種となり、全国的のその数を減らしているとのこと。地元の川へと放流すれば少しは自然保護に貢献できるのではないかと考えたのです。我ながらよい計画だと思っているのですが、何か問題はないでしょうか?

もし自宅で増えたメダカが近所の川で採集したメダカの純粋な子孫だけであれば特に問題はありません。しかし、そのメダカが観賞魚ショップで購入したメダカであったり、あるいはまったく別の場所で採集したメダカである場合は絶対に放流することはやめましょう。たとえ放流しようとしているメダカが改良品種ではなくても、遠い場所で採れたメダカだと、近所の川にいるメダカと遺伝的な特徴が同じではありませんから、その川のメダカの血に他の地域のメダカの血が混ざり、その川のメダカのオリジナルな遺伝子情報が(異なる血と混ざりあうことで)失われてしまうことになるからです。個人の趣味で飼われているメダカは、基本的に誕生から死んでしまう時までその家庭内で完結することを前提としましょう。


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