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メダカの飼育法~初心者の飼い方~

見かけなくなったメダカ

最近田んぼでメダカを見かける機会が減ったように感じます

昔は用水路だけではなく、田んぼを泳ぐメダカもよく見かけたのですが、最近はほとんど見かけなくなりました。なぜ田んぼにはメダカがいなくなってしまったのでしょうか?

昔の田んぼは、その多くが冬でも水が満たされたままでした。そのため、メダカたちは極めて広い水田を住処にすることができていたのです。しかし、現在の大規模に整備され、水が厳格に共同管理されている田んぼでは、冬の間は基本的にすべての水が抜かれ、今では全国の田んぼの99%が乾燥した田んぼ(乾田)となっているのです。そのため、メダカたちの広大な住処は、現在では全く失われてしまったのです。稲の刈り取り後に水を抜くと、水は排水路から川へすべて流されてしまうので、メダカも一緒に流れてしまうのです。(田に残ったメダカの卵も乾燥して死んでしまいます)そのため、わが国の田んぼは、昔の田んぼと比べると、かなり生物相が貧弱な空間となっているのは間違いありません。しかし、最近では、昔のように一年中田に水を張っておき、生物相が豊かな田んぼを取り戻そうという動きも広がりつつあります。ぜひ、メダカたちのためにも、その運動が全国的なものとなって欲しいものです。

メダカが絶滅危惧種だというのは本当ですか?

観賞魚ショップで野生のメダカ(黒メダカ)が大量に販売されているのを見ました。確かメダカは絶滅危惧種に指定されていたと記憶しています。市販することによって絶滅する心配はないのでしょうか?

メダカは絶滅危惧種ですが、実は全国のメダカが絶滅の危機に瀕しているわけではありません。では、なぜ絶滅危惧種に指定されたのかというと、全国で10あるグループの中にいる、特定の地域の特徴ある個体群のいくつかが絶滅の危機に瀕しているため、メダカが絶滅危惧種に指定されたのです。しかし、テレビや新聞の報道では「メダカが絶滅危惧種に指定された」という部分だけが一人歩きしてしまったようです。実際には全国に生息しているすべての地域のメダカが危機に瀕しているわけではないのですが、誰でも「メダカが絶滅危惧種に指定された」というニュースのヘッドラインだけを見聞きすれば、「すべての地域のメダカが絶滅しそうだ」と勘違いしてしまうのも仕方がないことでしょう。ただし、このニュースが流れてメダカの危機が広く報道されたことは、メダカの全国的な保護には役立つはずです。多くの人々がメダカやその生息環境を守ろうという気持ちになってくれれば、メダカだけでなく、広く自然環境を保護しようというエネルギーに繋がっていくはずです。


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