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メダカの飼育法~初心者の飼い方~

卵や稚魚に関する雑学

稚魚たちの泳ぎの練習

魚であるメダカの特徴はいろいろとありますが、第一に挙げるべき特徴の一つはなんといっても水中を自在に泳ぎまわれることでしょう。魚ですから当たり前のことだろうと皆さんは思われるかもしれませんが、実はメダカも卵から孵化していきなり普通に泳げるわけではなく、実は卵の殻の中にいる時から一生懸命泳ぎの練習をしているからこその遊泳力だということを知っておいてもらいたいところです。孵化が近いメダカの卵を超高倍率のマクロレンズを付けたカメラのファインダー越しに卵をかなり拡大した状態で連続して観察していると、時々孵化前の稚魚が急にクルッと殻の中で素早く回転する様子が確認できます。(およそその間隔は10分から30分に一回のペースです)つまり孵化が近いメダカの稚魚は殻の中ですでに泳ぎ始めている、とも言えるわけです。殻がありますからもちろんスイスイと泳いでいるようには全く見えませんが、ある意味、狭い殻の中で確かに泳いでいるのです。ですから、クイズで言えば「孵化してから泳ぎだす」というのは半分正解と言えるわけです。稚魚たちは、狭い卵の殻の中で時々クルッと回転することによって実は彼らのささやかな筋肉をほぐしているのかもしれません。メダカの愛好家としてはこの孵化前の稚魚の回転行動を、外界へ飛び出す孵化の日に備え、賢明に泳ぎ方の練習をしているのだ、と思いたいところです。

たなびく卵

メスのメダカは水温が15度を超えたあたりから産卵を開始する個体が現れます。そして水温が20度を超えて一日の日照時間が長くなってくると、産卵を盛んに行うようになります。最もも活発に産卵を行うのは、水温が25度から30度ぐらいの温度帯で、この水温と日照時間が屋内の水槽飼育などで人工的に維持されている場合は、年をとって卵巣の機能が弱ってくるまで毎日活発に産卵を行うこととなります。メダカが毎日産卵する卵の数はおよそ10粒ほどですが、これらはヒモのようなもので繋がっていて時々総排泄口からヒモを伸ばし、その先に数粒の卵をつけたままにして泳いでいる個体を見ることがあります。その様子はまるで「金魚のフン」状態なので見ていてかなり気になる姿なのですが、本人は平気そうでいたって自然に泳いでいます。この卵に付いたヒモはメスのお腹から産卵された卵が水草の葉などに上手くひっかかるために役立っているようで、実はかなり重要な役割を持っているのです。しかし、メスのお腹から出てきた卵がすべて首尾よく水草の葉などに引っかかるわけではないので、引っかかり損ねた卵は運が悪ければいつまでもメスのお腹から伸びているヒモに繋がり、水中を金魚のフン状態でたなびき続けることになってしまいます。


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