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メダカの飼育法~初心者の飼い方~

環境浄化とメダカ

環境浄化にメダカは役立つか

光のあたる場所においたたくさんの水槽の中で、メダカの入れてある水槽の水は美しく澄んでいるのに、メダカの入っていない水槽が汚れて見えることもあります。
しかしちょっと条件が変わると逆の場合もあります。

自然界での水界のバランスはとても微妙であって、池のなかにコイやメダカを放しても、池が浄化されるとは限りません。しかし少なくともボウフラなどの発生に対しメダカは有効な防止手段であることは間違いありません。

一匹のメダカがどれくらいのボウフラを食べるかといったことを考えると、アメリカ原産の卵胎生の小魚カダヤシはメダカよりも有力といえます。
この意味で熱帯医学医生物学者がカダヤシやグッピーを移入し、蚊を退治してマラリア等を予防する努力を古くから熱心に行っていたことは敬服に値するといえるでしょう。
さらにこれらの研究者達は小魚は環境浄化に必要なヘドロを処理するのにも有効であるとの研究結果も発表しました。

日本の在来種メダカは、少なくとも15度以上の条件では、このように環境浄化能力はカダヤシに劣りますが、もともとの生態系の中でボウフラ等を食べ、自然環境中で役割を果たしていたことは明らかなのです。

日本にはメダカが適している

研究者達はメダカの食性を調べ、動物性のプランクトン、特にマルミジンコ、ミジンコ、大型のゾウミジンコを最も好むことを知りました。
これらのミジンコがない場合にはケンミジンコもメダカは食べます。また食物のサイズの選択も厳しいです。これらが大量に存在しない季節には植物性プランクトンも食べますが、底性のイトミミズやユスリカの幼虫はほとんど食べません。また、ボウフラは食べる大きさが限られます。

これらの食餌は昼間に限って摂ることなどを定量的に調べ、メダカの環境浄化能力を評価しています。
結論的に本来の日本の自然環境の中で、メダカは有る程度環境浄化の役割を果たしてきましたし、また、今後もその機能は我々の心に留めるべきでしょう。特にグッピーやカダヤシは低い水温に弱いですから、冬の寒さの厳しい地域や山間部においては、やはりメダカの存在はこの意味からも無視できないと考えられるのです。

微妙なバランスの上に立つ生態系はメダカという小さな魚によって支えられている面も小さくはありません。
自然環境を常にウォッチし、小さな異変を見逃さないことが環境の中にいる一つの生物である人間にとっても大切なことなのです。


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